「子どもにとっては、私しか母親がいないので」
飾らないこの言葉に、持田香織の現在が凝縮されている。
『Time goes by』『fragile』など数々のヒット曲を届けてきた音楽ユニット・Every Little Thingが、2026年8月7日にデビュー30周年を迎えた。
1996年のデビュー以降、持田の透明感と切なさを帯びた歌声は、多くの人の恋や別れ、青春の記憶に寄り添ってきた。2ndアルバム『Time to Destination』は400万枚を超える大ヒットを記録。ELTの楽曲は、時代を超えて歌い継がれる存在となった。
しかし持田本人は、30周年という大きな節目を必要以上に華々しく捉えてはいない。
持田にとって周年とは、アーティストが自らの実績を誇るためというより、応援してきたファンへ「ありがとう」を伝えるための区切りなのだという。
その言葉には、ファンと同じ時間を生きてきたという実感がにじむ。
デビュー当時に学生だったファンが社会人になり、結婚し、子どもを育てているかもしれない。持田自身も結婚や出産を経験し、2021年末には第1子が誕生した。歌う側と聴く側は、別々の日常を歩みながら、音楽を通じて30年をともにしてきたのだ。
母親になった持田は、現在、子育てに大きな比重を置いている。
出産直後には「3年は仕事をしない」という気持ちだったという。実際には仕事も続けていたそうだが、それほどまでに子どもと過ごす時間を大切にしたかったようだ。
その理由の一つとして持田は、保育施設を利用しながら働かなければ生活が成り立たない人がいるため、そうした人たちが優先されるべきだと感じたことを挙げている。
もう一つの理由は、子育てから生まれる感情をすべて受け止めたいと思ったことだった。
子育ては、いつも笑顔でいられる幸せな場面ばかりではない。「愛しい」という思いの隣には、「つらい」「大変だ」という感情もある。時には表情を失い、“能面”のような顔になってしまうこともあると、持田はユーモアを交えて明かしている。
それでも、その苦しさを含めて味わいたいという。
華やかなステージの中央に立ち続けてきた歌手が、思い通りにならない日常から目を背けず、一人の人間として子どもと向き合っている。その姿勢は、ELTの楽曲に通じるものがある。美しい部分だけでなく、迷いや痛みまで丁寧にすくい上げてきたからこそ、その歌は多くの人の心に残ったのだろう。
持田は、子どもに何かを「教える」ことにも戸惑いがあるという。
自分も未熟であり、時代や環境が変われば、かつての常識が現在の正解とは限らない。だからこそ、一人の人間として尊重することを大切にしている。
そのうえで伝えたいのが、できる限り嘘をつかないこと、そして間違えたときに「ごめんね」と言えること。親が一方的に教えるのではなく、子どもとの関係を通じて、自分自身の姿勢も見直しているのだ。
家には、子どもが外から拾ってきた石が増えていくという。
大人の目には同じように見える石でも、子どもにとっては一つ一つが特別な宝物。持田はそれを簡単に否定せず、「大切なんだろうな」と受け止めている。
そんな日常の変化は、現在の音楽にもつながっている。
誰かがいれてくれたお茶のおいしさや、自分が作ったものを誰かに喜んでもらえる幸せ。忙しいと見落としてしまいそうな、小さな出来事やきらめきを歌にしたいと持田は語る。
誰かのためにしたことが、自分のためにもなる。自分のために始めたことが、いつか誰かを救うこともある。30年間、多くの人に寄り添ってきた持田の音楽は、母親になったことで、さらに生活の近くへと歩み寄ったのかもしれない。
現在は三部作ライブツアー『TOKYO TOUR TRILOGY』も展開中。ELTの30年を背負いながら、ソロでは新しい音を探し続けている。
母となり、日常の小さな輝きを見つめ直した持田香織。その変化の先には、まだ私たちが聴いたことのない“次の名曲”が待っているのかもしれない――。
飾らないこの言葉に、持田香織の現在が凝縮されている。
『Time goes by』『fragile』など数々のヒット曲を届けてきた音楽ユニット・Every Little Thingが、2026年8月7日にデビュー30周年を迎えた。
1996年のデビュー以降、持田の透明感と切なさを帯びた歌声は、多くの人の恋や別れ、青春の記憶に寄り添ってきた。2ndアルバム『Time to Destination』は400万枚を超える大ヒットを記録。ELTの楽曲は、時代を超えて歌い継がれる存在となった。
しかし持田本人は、30周年という大きな節目を必要以上に華々しく捉えてはいない。
持田にとって周年とは、アーティストが自らの実績を誇るためというより、応援してきたファンへ「ありがとう」を伝えるための区切りなのだという。
その言葉には、ファンと同じ時間を生きてきたという実感がにじむ。
デビュー当時に学生だったファンが社会人になり、結婚し、子どもを育てているかもしれない。持田自身も結婚や出産を経験し、2021年末には第1子が誕生した。歌う側と聴く側は、別々の日常を歩みながら、音楽を通じて30年をともにしてきたのだ。
母親になった持田は、現在、子育てに大きな比重を置いている。
出産直後には「3年は仕事をしない」という気持ちだったという。実際には仕事も続けていたそうだが、それほどまでに子どもと過ごす時間を大切にしたかったようだ。
その理由の一つとして持田は、保育施設を利用しながら働かなければ生活が成り立たない人がいるため、そうした人たちが優先されるべきだと感じたことを挙げている。
もう一つの理由は、子育てから生まれる感情をすべて受け止めたいと思ったことだった。
子育ては、いつも笑顔でいられる幸せな場面ばかりではない。「愛しい」という思いの隣には、「つらい」「大変だ」という感情もある。時には表情を失い、“能面”のような顔になってしまうこともあると、持田はユーモアを交えて明かしている。
それでも、その苦しさを含めて味わいたいという。
華やかなステージの中央に立ち続けてきた歌手が、思い通りにならない日常から目を背けず、一人の人間として子どもと向き合っている。その姿勢は、ELTの楽曲に通じるものがある。美しい部分だけでなく、迷いや痛みまで丁寧にすくい上げてきたからこそ、その歌は多くの人の心に残ったのだろう。
持田は、子どもに何かを「教える」ことにも戸惑いがあるという。
自分も未熟であり、時代や環境が変われば、かつての常識が現在の正解とは限らない。だからこそ、一人の人間として尊重することを大切にしている。
そのうえで伝えたいのが、できる限り嘘をつかないこと、そして間違えたときに「ごめんね」と言えること。親が一方的に教えるのではなく、子どもとの関係を通じて、自分自身の姿勢も見直しているのだ。
家には、子どもが外から拾ってきた石が増えていくという。
大人の目には同じように見える石でも、子どもにとっては一つ一つが特別な宝物。持田はそれを簡単に否定せず、「大切なんだろうな」と受け止めている。
そんな日常の変化は、現在の音楽にもつながっている。
誰かがいれてくれたお茶のおいしさや、自分が作ったものを誰かに喜んでもらえる幸せ。忙しいと見落としてしまいそうな、小さな出来事やきらめきを歌にしたいと持田は語る。
誰かのためにしたことが、自分のためにもなる。自分のために始めたことが、いつか誰かを救うこともある。30年間、多くの人に寄り添ってきた持田の音楽は、母親になったことで、さらに生活の近くへと歩み寄ったのかもしれない。
現在は三部作ライブツアー『TOKYO TOUR TRILOGY』も展開中。ELTの30年を背負いながら、ソロでは新しい音を探し続けている。
母となり、日常の小さな輝きを見つめ直した持田香織。その変化の先には、まだ私たちが聴いたことのない“次の名曲”が待っているのかもしれない――。
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(出典 @YahooNewsTopics)
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@YahooNewsTopics【持田香織 歌手活動より子育て優先】 news.yahoo.co.jp/pickup/6590889
(出典 @MG3275)
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@MG3275持田香織 歌手活動より子育て優先 2026年8月7日 news.yahoo.co.jp/pickup/6590889





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