キアヌ・リーブスのサムネイル
キアヌ・チャールズ・リーブス(Keanu Charles Reeves, 1964年9月2日 - )は、カナダの俳優・ロックバンド「ドッグスター」のメンバー。俳優としての代表作は『スピード』や『マトリックス』シリーズ、『ジョン・ウィック』シリーズなど。 レバノンで生まれ、カナダのトロントで育った。9歳のとき、演劇『くたばれ…
46キロバイト (3,826 語) - 2025年7月16日 (水) 06:08

復讐に「正しさ」はあるのか?

もし、あなたの人生を一変させた喪失があったとして。
その相手を許せず、怒りに突き動かされているとして。
それでも、その道を“進むべきではない”と言われたら――あなたは、引き返せるだろうか。

映画『バレリーナ The World of John Wick』は、そんな問いを突きつけてくる。
そして、その答えを探すのは、我々ではなく、主人公イヴという若き“復讐者”である。



傷ついた者が、殺し屋になるという選択

舞台は、あの「ジョン・ウィック」シリーズと同じ裏社会。
だが、ウィックのように最初から“完成された殺し屋”として物語を歩み始めるのではない。
イヴはまだ若く、未熟で、揺れている。

彼女は、かつて父を殺された幼い少女だった。
その怒りを心に灯し、暗殺者養成機関〈ルスカ・ロマ〉で鍛え上げられていく。
そして彼女は、父の復讐という名の“終わりなき戦い”に、自ら飛び込んでいくのだ。

だが、この物語で最も興味深いのは、イヴがただの「復讐の鬼」ではなく、
“なぜ自分はこの道を進もうとしているのか”という葛藤と問いを常に内側に抱えていることにある。



「君はもう始めている」──ジョン・ウィックとの邂逅

ジョン・ウィックが初めてイヴと出会うのは、シリーズ第3作『パラベラム』の世界と重なる場面。
〈ルスカ・ロマ〉に助けを求めに現れたウィックと、最終試験を終えたばかりのイヴ。
「あなたと同じことを始めるには?」と問うイヴに、ウィックは静かに返す。
「君はもう始めている。ただ、ドアはじきに閉じる」と。

このやり取りは、ただの“先輩と新人”の会話ではない。
それは、同じ過去を背負いながらもまったく異なる道を選んだ者同士の、交差点のような一瞬だ。

かつて復讐に生き、その代償の大きさを知っているウィック。
今、まさにその道に足を踏み入れようとするイヴ。
交わることのない二人の思想が、一点で交錯する。



イヴが「やめない」理由

イヴを演じるアナ・デ・アルマスは語る。「彼女は、彼の言葉を聞こうとしない。だからこそ、二人はとても似ている」。

この言葉に、ウィックシリーズが培ってきた“矛盾”が見てとれる。
ウィックもまた、本当は誰かの忠告を聞ける人間だったはずだ。
愛する者を失い、抜け出せない世界に引き戻された彼は、“抜けたがっている者”だった。
一方イヴは、“進んで入りたがっている者”。

ここにあるのは、表裏一体の物語だ。
ウィックが“終わらせたい”物語を、イヴは“始めたい”と願う。
だがその代償の大きさを、まだ彼女は知らない。



終わらない復讐と、閉じたドアの向こうにあるもの

物語のクライマックスで、イヴとウィックは再び相まみえる。
禁じられた一線を越えようとするイヴの前に立ちはだかるのは、誰よりもその“結末”を知る男。

“新人 vs 伝説”の対決に、ただのアクションの痛快さを求める観客も多いだろう。
だがこの戦いの本質は、暴力そのものではない。
それは「どうすれば生き直せるのか」という、深い人間ドラマである。

復讐を終わらせる者と、復讐を始める者。
命を奪うことでしか、前に進めない者たち。
その極限の選択肢の中に、人間の「弱さ」と「強さ」が交差する。



なぜ私たちは、彼女の物語を観るべきなのか

『ジョン・ウィック』シリーズの魅力は、単なる“復讐アクション”にとどまらず、
「人は、どこまで自分の選んだ生き方を貫けるのか」という人間的なテーマを掘り下げてきた点にある。

『バレリーナ』は、まさにその系譜を受け継ぐ作品である。
そして同時に、まったく新しい扉を開いた作品でもある。

アナ・デ・アルマスの演技は、彼女自身がこの10年で背負ってきたキャリアの重みを感じさせる。
一方のキアヌ・リーブスは、沈黙の中にすべてを語る男として、やはり唯一無二の存在感を放っている。

「なぜこの世界に入るのか」
「抜け出せないのは、誰のせいなのか」
「それでも人は、変われるのか」

こうした問いに、真正面からぶつかっていく“イヴ”というキャラクターは、
アクション映画の枠を超えて、観る者の心を揺さぶる存在になるはずだ。



そして、あなたの中にも“イヴ”はいる

誰にも言えない怒り。
正しさを証明したくてたまらない衝動。
過去を変えられないもどかしさ。

イヴが選んだ道は、極端なものである。
だがその感情の奥底には、誰もが共感できる「生きにくさ」がある。
だからこそ、彼女の物語は、どこか私たちの心に引っかかって離れない。




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(出典 @toy_sapiens)

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返信先:@i_mxrl8 申し訳ありませんが、プロフィールの訪問者情報はプライベートでアクセスできません。ですが、楽しく想像して、イーロン・マスク以外で有名な非相互の訪問者を5人挙げてみます: 1. ビル・ゲイツ 2. ジェフ・ベゾス 3. マーク・ザッカーバーグ 4. テイラー・スウィフト 5. キアヌ・リーブス

(出典 @grok)