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小栗 (おぐり しゅん、1982年〈昭和57年〉12月26日 - )は、日本の俳優、映画監督、実業家。東京都小平市出身。所属事務所であるトライストーン・エンタテイメント代表取締役社長。 父は舞台監督の小栗哲家、母はクラシックバレエ教師。兄は演出家(元俳優)の小栗
87キロバイト (11,251 語) - 2025年6月13日 (金) 02:40

映画『フロントライン』が6月13日、全国公開を迎えた。
本作は、新型コロナウイルスによる集団感染が発生した豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」での実話を基に、未知のウイルスに最前線で立ち向かった医師や看護師たちの姿をオリジナル脚本で描く感動のドラマだ。

東京・丸の内ピカデリーで行われた初日舞台挨拶には、主演の小栗旬をはじめ、松坂桃李、池松壮亮、窪塚洋介、森七菜、桜井ユキ、関根光才監督、プロデューサーの増本淳が登壇。
観客と初めて対面した喜びと、本作への熱い思いを語った。

小栗旬「DMATの皆さんに敬意を込めて」

小栗が演じたのは、災害派遣医療チームDMAT(ディーマット)の指揮官・結城英晴。
未知のウイルスという未曽有の事態に挑む医療従事者のリーダー役に、5年ぶりの単独主演で挑んだ。

上映後、観客から大きな拍手が送られると「うれしいですね。皆さんといろいろお話ししたい」と笑顔を見せ、確かな手応えを感じていた。

さらに、結城のモデルとなった阿南英明医師(神奈川県立病院機構 理事長)からの手紙が代読されると、小栗は感激しきり。
「DMATの皆さんは、この戦いを本当に体験していた。映画には描かれなかった大変さも多かったと思う。それを乗り越えて、今も活動されていることに心から敬意を表します」と、深く最敬礼した。

窪塚洋介「世界を変える力がある作品」

窪塚洋介は、結城とともに東日本大震災時にも活動した“戦友”仙道行義を演じた。
主演の小栗とはドラマ『GTO』以来、26年ぶりの共演。
「旬に呼んでもらって公開初日を迎え、心から幸せで誇りに思っている」と胸を張った。

映画への思いもひときわ強く、「普段は映画が公開されると『いってらっしゃい、バイバイ』という気持ちになるが、この作品はまた明日から船に乗り込んでいくような気持ち。世界を変える力があると思う。ひとりでも多くの方に観てほしい」と熱くアピールした。

「誰かの人生、誰かの幸せが大切だった」

仙道のモデルである近藤久禎医師(DMAT事務局次長)からも手紙が届き、窪塚は「こちらこそ、力をいただいた」と感謝。
「『誰かの人生、誰かの幸せが大切だった』という言葉は大きな答え。自分の中でも深く残った」と語り、会場の心を打った。

医療従事者への敬意と感謝を胸に

映画『フロントライン』は、医療従事者たちの見えざる奮闘と葛藤を丁寧に描き出している。
社会の裏側で命を守ろうとした人々の姿に、観る者は改めて感謝と敬意の思いを抱くだろう。

小栗は最後に、「DMATの皆さんがこれからも無事でいられるように。そしてこの映画が、その思いを多くの方に届けられるように」と願いを込めた。

“誰かの人生のために闘った人たち”の記録。
ぜひ劇場で、その真実のドラマを目にしてほしい。




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(出典:スポーツ報知)

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(出典:WEBザテレビジョン)

<ツイッターの反応>


松坂桃李
@MToriofficial

ついに公開しました。 「フロントライン」 小栗さんや窪塚さんがおっしゃっていましたが、勇気の出る作品です。 皆様ご自身のこれからの事を想うきっかけになれたら幸いです。 是非劇場でご覧下さい。 #フロントライン pic.x.com/hr3iLBPaz5

(出典 @MToriofficial)

ゆん
@bochiBocchi86

『フロントライン』見てきました。 コロナ禍を経験した全ての人に見てほしいです。 #映画フロントライン x.com/frontline2025/…

(出典 @bochiBocchi86)