クリストファー・ノーラン監督が、最新作「オッペンハイマー」に常連キャストのマイケルケインが出演しなかった理由を明かした。

米バラエティによれば、英国映画協会(BFI)の会長が主催した晩餐会で、BFIフェローシップの特別表彰を受けたノーラン監督は、ケインが「わかった。でも、もう十分だ」と同作の出演を辞退したことを告白。「マイケルケインの出演はかなわなかったが、マット・デイモンロバートダウニー・Jr.、ケネス・ブラナー、エミリーブラント、フローレンス・ピュー、ジョシュ・ハートネット、キリアン・マーフィ、トム・コンティたちと組めたことは幸運だった」と語った。

ケインは、「ダークナイト」3部作の執事アルフレッド役を筆頭に、「プレステージ」「インセプション」「インターステラー」「ダンケルク」とノーラン監督作品に欠かせない存在だった。昨年には英テレグラフ紙に「私はもう90歳で、まともに歩くこともできない。引退したようなものだ」と語っており、2020年の「TENET テネット」がノーラン監督との最後のコラボレーションだったとみられる。

俳優業引退を示唆している Photo by Mike Marsland/WireImage/Getty Images


(出典 news.nicovideo.jp)


(出典 eiga.com)


「マイケル・ケインが『オッペンハイマー』を辞退するというのは残念ですが、彼の意思を尊重するべきだと思います。」

<このニュースへのネットの反応>